「空き家バンク」という制度を知っているでしょうか。昨今の地域ニュースで聞くことが多い言葉です。
「空き家バンク」とは、自治体にある「空き家」と「使いたい人」をマッチングさせる仕組みであり、制度です。簡単にいうと自治体が行う不動産業に似ています。
全ての自治体で行なっている制度ではないですが、人口減少に悩む自治体には高確率で整備されています。
田舎物件、古民家物件を探す場合には、地元の不動産業者と空き家バンクにも足を運んでみてください。
なぜ空き家バンクという制度ができたのかというと、空き家が増加しても地域によっては不動産業者が活動していないため、どうしても放置されている空き家が増えてしまいます。
それを憂慮した地方自治体が、「空き家バンク」を立ち上げるケースが全国的に増えています。
借りる側、買う側からしてみれば、利潤追求を目的としてない行政運営なので、安心して利用できるというメリットがあります。
実際の運営に当たるのが自治体職員のため、地元の情報に明るく、幅広い人脈を備えているのも頼もしい限りです。地域住民との仲介者的役割を担ってくれるので、比較的早く地元に溶け込めそうです。
空き家バンクはインターネットで見ることができますが、そこに載せられない隠れた物件というものも存在します。
修理箇所が多かったり、相続で少しもめていたりなどがありますので、ホームページで確認した後、一度自治体の担当者を確認してみてください。
自治体の職員は相談にのってくれますので、そこで自分の探している物件を話してみると良いと思います。
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